当クリニックでは、猫ちゃんに危害を加えるようなことを絶対にいたしません。
一部の獣医師には、大声で鳴く猫ちゃんを叩いたり、暴れる猫ちゃんを無理やり押さえつけて治療したりする人もいるそうですが、もし猫ちゃんが怒っているのであれば、それは私達が悪いことをしているせいです。身体に触れられたくない猫ちゃんには、例えば体温測定であれば、お尻からするのではなく、眼球の表面温度を間接的に測定するという方法もあります。
怒っている猫ちゃんを怒らせないように、上手く治療するのが獣医師の仕事なのではないでしょうか。
また、猫ちゃんは人間と違って意志疎通が難しいといわれていますが、意外と私は猫ちゃんに人気があるので(笑)、他院では爪も切らせてもらえなかったような猫ちゃんでも、何故か当クリニックでは大人しく触らせてもらえることがあります。きっと私が絶対に攻撃しないということを分かっているのでしょう。
もちろん、「コラ!」と怒鳴ることもありません。「猫ちゃんにやさしい動物病院」が、当クリニックのモットーです。
獣医師は、医師のように専門分野に分かれていません。
一人で猫・犬・ハムスター・ウサギ・アライグマ・蛇など様々な動物に対し、内科・外科・画像診断・産科・眼科・皮膚科・泌尿器科など多岐にわたる診療をするため、知識と技術の習得に膨大な時間を要します。そのため、結果的に「広く浅い」軽度の疾患しか対応できない動物病院も少なくありません。
当クリニックは、猫ちゃんの診療に特化することにより、予防接種から難易度の高い手術まで「狭く深い」専門的な診療をすることが可能です。
猫ちゃん以外の動物を診療することは不可能ですが、猫ちゃんの病気に関しては可能な限り最新の情報を取り入れるよう努めております。ありとあらゆる疾患に幅広く対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
診察室に設置してあるフェロモン拡散器「フェリウェイ」です。
猫ちゃんがご機嫌になるフェロモンが部屋中に拡散します。
ストレス軽減や不適切な排尿に効果があります。ご自宅でも使用可能です。
心臓の画像診断に特化した、超音波診断装置Vividです。
腹部の臓器も詳しく観察できます。
撮影後に画像調節可能なレントゲン装置です。
全自動麻酔器です。当クリニックでは、呼吸停止を自動的に回避することができる安全な麻酔器ADS1000を導入しています。
血圧・酸素濃度・心電図・心拍数などを、手術中にチェックするモニターです。
手術に使用した全ての器具は、この超音波洗浄機で細かくきれいに洗浄します。
当クリニックでは、フローサイトメトリーを搭載した最新の血球計算機プロサイトDxを導入しています。わずか2分で正確な検査が可能です。
自動尿検査機です。機械で尿スティックの色を読み取ることにより、誤診を防ぐことが可能です。