普段食事を良く食べる子が食べない場合は重症の病気の可能性がありますので、早めにご来院ください。
よくある病気としては、腎臓病の疑いがあります。腎臓病は、完治することはありません。定期的な血液検査で早期発見ができた場合は、食事療法と薬物投与で病気の進行を食い止めることができますが、「ごはんが食べられない」という異変に気づいてから病院に連れてきた場合では、既に病気が進行していて手の施しようがない状態だった、というケースがほとんどです。一般的に、10歳を超えた猫ちゃんの20~30%が腎臓病を発症しているといわれています。若いうちでも先天性の心疾患などかかるので、年に一回の健康チェックをお勧めします。